さんど

fateの二次創作描きました（・３・）
fateの中で小物・ゲス・クズの三拍子揃ってるキャラの
ワカメこと間桐慎二さんに憑依頑張ってもらいました
時期的には聖杯戦争前半～中盤の間くらいくらいです

fate知ってる人前提の二次創作なんで
二次創作苦手な方は引き返して下さい

間桐邸



士郎「慎二！約束通り遠坂には何も言わず、
　　セイバーも外で待機させて来た！桜を解放しろ！」

桜「フフフ、先輩、助けにきてくれたんですね……いらっしゃいませ、先輩……」

士郎「桜！？大丈夫か！？慎二に何もされてないだろうな！」

桜「フフ、どうでしょうかね？…ねぇ、先輩、私を見て何か気づきませんか？」

士郎「何かって……すまん、桜、言ってる意味が分からないんだが…」

桜「よく見てくださいよ、先輩、今の私はいつもの桜とはまるで違うでしょう？」

士郎「………どうしたんだよ桜、わからないよ、俺には…
　　　ともかく、ここをすぐ離れよう！慎二が何か罠を仕掛けてるかもしれない」

桜「…………クックック、気付かないんですね、先輩……クックックックック！」

士郎「さ…桜………？」

桜「おいおい、本当に気付かないなんて桜の先輩失格だろぉ、衛宮！」

士郎「ど、どうしたんだよ、桜？…………その口調……まるで…………」

桜「まるで……「慎二」みたい…って言いたいんだろ～？」

士郎「！？……ま、まさか、桜……いや、そんな馬鹿な……」

桜「クックック、勘付いてるんだろ衛宮？そうさ、僕だよ衛宮！間桐慎二だよ
　　今はこんなナリをしてるけどね」

士郎「お…おい、桜……悪い冗談はやめろよ………」

桜「冗談ンン～？おいおい、衛宮ァ～？お前の知ってる桜はこんな冗談を言う娘じゃないだろぉ？
　　まぁ、お前の前だと大分カマトトぶってたみたいだけどなぁアイツは！」

士郎「………お前、本当に慎二なのか………！
　　なんでだ、なんでお前が桜の外見をしてるんだ！？魔術の幻惑か何かなのか！？」

桜「おいおい、衛宮ァ～？幻惑でも何でもないぜぇ～？
　　精神はこの僕だけど身体は完全にお前の知ってる間桐桜だ！」

士郎「………どういう事なんだ………じゃあ桜は、桜の精神はどこに言ったんだ！？」

桜「さぁ？僕に身体乗っ取られて、この桜の肉体の中で眠ってるだけか……
　　あるいは、そのまま死んだんじゃないのかな？ククク…」

士郎「ッ！！ふ、、ふざけるな！！」

桜「僕達のお祖父様はこの聖杯戦争にご執着されててねぇ……
　　孫である桜に聖杯を取ってきて欲しいって望んでたんだけど
　　桜は魔術の才能がある癖に聖杯戦争のヤル気が０だったんだよ
　　誰かさんにほだされてすっかり腑抜けちまってさぁ！
　　それでお祖父様のお怒りを受ける事になったんだよ
　　さぁて、桜が腑抜けちまったのは、誰のせいだろうねぇ～？衛宮ァ～？」

士郎「ッ！黙れッ！」

桜「そんなフヌケ桜と違って、この僕は聖杯戦争へのヤル気はあったんだけど……
　　残念ながら魔術の才能は無くってねぇ…
　　そんな僕と桜を見て、お祖父様は一計を案じたのさ…！
　　”僕の精神を桜の肉体へと蟲術で上書きしてしまえば良い”って、ね！」

士郎「！！？」

桜「僕としても自分の身体を捨てるのは惜しかったけど……
　　願いが叶う聖杯を手に入れる確率がグンと挙がるなら……って
　　桜になることを決意したってわけさ！」

士郎「………そんな理由で、貴様は自分の妹の身体を奪ったのか…！
　　桜はお前の妹なんだろ！桜、死んじゃったかもしれないんだぞ！！」

桜「クククッ……いいねぇ、衛宮、その顔いいよ！
　　人の悔しさと怒りと苦渋に満ちた顔を見るのは最高だ！
　　出来るならお前なんかじゃなくて遠坂のそういう顔を見たいんだけどなぁ」

士郎「慎二ィィィィ！！」

桜「それと……知ってるか衛宮…女の身体って色々凄いんだぜ？
　　フフッ、この身体で女の快感ってのはさんざん味あわせてもらったよ
　　桜のヤツも身体だけはいい具合に育って…特に胸とかな……」（ﾓﾐｭﾓﾐｭ

士郎「やめろ！！！桜の身体を弄ぶな！」ｶﾞｼｯ

桜「痛ッ！……フフ、やめろよ衛宮…今の僕はかよわい女の子なんだぜ……
　　しかも……お前の大事な後輩の桜なんだ……クククッ！」

士郎「ふざけるなっ！貴様ァ！！」






桜「それでも僕を許せないって言うのなら、僕を殺してみろよォ衛宮ァ
　　お前のサーヴァントを呼んで僕を殺させても良い、
　　……お前自身の手で「桜」を殺すってのも……クククッ…
　　ハッハッハッハッハ！」

士郎「……クソッ！クソッ！クソォォ！」

桜「この『桜の身体』の最大のメリットはなぁ
　　この身体を人質にお前みたいな頭の悪い甘ちゃんを
　　散々からかい尽くせる事なんだよぉ～衛宮ァ～～！」