さんど

山賊「返して！私の身体を返してよぉぉ！」

エスト「ヘッヘッヘ、嫌なこった！こんな良い身体誰が返すか！
　　　　お嬢ちゃんは俺の身体で一生暮らすんだな！
　　　　ま、健康だけは保証してやっからよ」

山賊「嫌よ！こんな身体！私の身体を返さないなら･･･！」

手錠を持ち出す山賊

エスト「あー！？てめぇ何しやがる！手錠なんて付けやがって！」

山賊「わ、私の身体が戻るまでこうして貴方を拘束するんだから！」

エスト「はー！？これじゃこの身体の胸弄ったりオ〇ニーとかできねぇじゃねぇか！
　　　外せ！外しやがれ！」

山賊「わ、私の身体でそんなエッチな事するつもりだったの！？
　　　ぜ、絶対外さないんだから！それと私の身体でそんな下品な言葉を言わないで！」

エスト「チッ･･･あぁ、そうかい。分かったよ、てめぇがその気ならこっちにも考えがあるぜ！
　　　　おいペガサス！こっちに来い！」

ペガサス「ヒヒーン！」

山賊「わ、私のペガサスに何するつもりなの？！」

エスト（山賊）に鼻をすりよせて懐くペガサス

山賊「ペガサス！そいつは偽者よ！私じゃないの！懐いちゃ駄目！」

エスト「ガッハッハッハ、あの汚い山賊が何か変な事言ってるなー
　　　　おい、ペガサス･･･、見ての通り、俺、コイツにとっ捕まっちゃったし
　　　　誰か仲間に助け求めてきてくれや、な？」

山賊「なっ、何言ってるの！？ペガサス！そんなヤツのいう事聞いちゃ駄目！」

ペガサス「ヒヒーン！」

エスト（山賊）の言う事に従い仲間を呼びにいくペガサス

山賊「ペ、ペガサス･･････そんな」

エスト「ハッハッハ、そりゃ俺の言う事聞くさ。なんたって、俺がエストなんだからな！」

山賊「ちっ違う！エストは私よ!」

エスト「ヘヘヘ、そうかい･･･それじゃ助けにきたお前さんの仲間にどっちがホンモノか
　　　　選んでもらおうじゃないか！もし、俺が負けたらこの身体は返してやるよ」

山賊「ッッ！良いわ！受けて立つわよ！」

～　　～　　～　　～　　～　　～

エスト「へへっ、きたみたいだぜ！俺のペガサスは忠実だねぇ」

山賊「違うわ！私のペガサスよ！」

エスト「はいはい、んー、緑髪の騎士だな･･･あいつ名前なんて言うんだ？」

山賊「アベル、私の･･･一番大事な人よ」

エスト「おっ、お前の彼氏さんかい？ッてことは今の俺の彼氏って事か･･･
　　　　うげー、男と付き合うなんて気持ち悪ぃｗｗｗ」

山賊「貴方の彼氏じゃないわよ！」

アベル「エストー！今助けるぞ！」

山賊　　　（アベルなら･･･きっと私がホンモノだってわかってくれるはず！）

エスト「キャー！！！アベルー助けてー！」

山賊「！？」

エスト「私捕まっちゃったー！犯されちゃうー！」

山賊「なっ、何の真似よ！？」

エスト「早く汚いこの山賊をブッ殺してー！




山賊「わ、私の真似しないでっ！」

エスト「この山賊、私に手錠かけて･･･キス迫ったり
　　　　汚い手でいやらしく胸揉んだり･･･パンツの下まで･･･！
　　　　アベルがこなかったら私･･･私･･･」

アベル「なっ！ゆ、許せん！！！おのれ貴様！エストに！」

山賊「ちがっ、ち、違うわアベル！私の話を･･･」

エスト「うえぇぇぇぇん！うえぇぇぇぇぇん！もう私、傷物にされちゃったよぉぉ！」ｼｸｼｸ

アベル「ッッッ！き、貴様ァァァァ！！！」

山賊「お願い！聞いてアベル！私がエ･･･」

剣を抜くと同時に山賊（エスト）に切り付けるアベル

山賊「ア・・・アベル･･･嘘･･･嘘・・・だよ・・ね・・・」

歴戦の騎士による渾身の一撃を受け息絶える山賊（エスト）

アベル「･･･はぁ・・・はぁ・・・エスト･･･もう大丈夫だ･･･」

エスト「アベル･･･！ありがとう！私のために･･･」ﾆｺｯ

アベル「いや･･･何、エスト、君が無事で良かった・・・本当に良かった」でれ～

エスト「･････････無事じゃないけどな」

アベル「えっ･･･？」

エスト「ううん、何でもないの、アベル
　　　　私の明るい未来のために、本当にありがとうアベル！
　　　　これからもずっとよろしくねアベル♪」

アベル「エスト！」

エスト　　　（まったく、酷い男だよ、こいつは（笑）
　　　　　　　まっ、これからも俺の都合の良い様に利用しつくしてあげるよ、彼女殺しのアベルくん♪）


■あとがき
FEのペガサス三姉妹、これでコンプリートしました
ダークは良い、心が洗われます